・相続については考えていない
・うちに限って「争族」にはならない
・遺言?まだ作成しなくていい
今回は題名の通り少し暗い話ですが、大切な事を書きます!
遺言は元気な時に準備しておく
ある程度の財産の把握をしておく事や、
誰に?何を?どのぐらいの割合で?
など決めておく事が極めて重要です。
事前に決めておく事で、残った家族への負担が大幅に減るでしょう。
相続には、色々と細かな決まり、手続きが御座います。
まず覚えてほしい事が、
「原則、相続税の申告は相続開始から10カ月以内!」
遺産の割合で争う時間は無いという事です。
合わせて贈与に関しても、まとめておく事が重要です。
遺言には種類があります
①自筆証書遺言 ②公正証書遺言 ③秘密証書遺言
それぞれメリット・デメリットが御座います。
事前に検索、自分に合った作成方法がどれなのかを
今から決めておくのも大事です。
「遺言作成」は五体満足のうちに!
「財産ないから大丈夫」という家庭ほど、相続時は争い、
財産がある家庭ほど、相続への備えがしっかりしている傾向があります。
遺言は自身が健康であり、頭が働いている時点で作成する事が鉄則です。
万一、認知症など発症してしまった場合や、意思の疎通が不可能となった場合、
思い通りに書く事、作成してもらう事すら出来ません。
病気以外でも、事故などで急に亡くなる可能性も考えられます。
そう考えると、本人には遺言の準備をしておく義務があると思います。
「相続」が「争族」にならない様に準備したいですね。
日記が効果的という事例も
遺言が無く、それまで争っていた家族が日記を発見。
その内容を読み「争族」ではなくなった。という事例があるそうです。
日記には、法的効果は御座いません。
しかし本人の感情や考え、出来事などを文字で残す事が可能です。
読んだ遺族は冷静に考え、尊重し、遺産分割の割合に納得する事でしょう。
日記は遺言と同じぐらい大事かもしれません。
毎日1行でも2行でも日記に残す事をオススメします。
生前、贈与、死後、相続、遺産・・・
こういった話は嫌われそうですが、私は重要視してます。
残した家族に丸投げは無責任だと思いますので!