中古車を購入するとき、皆さん気になる基準のひとつが「修復歴」ではないでしょうか? 「修復歴があるかどうか必ず見る」という声もよくお聞きします。そこで今回は、修復歴とは何を指すのか?についてご説明します。
修復歴に該当するのはクルマの骨格にあたる部分
一般財団法人日本自動車査定協会が示す修復歴判断基準によると、
- フロントクロスメンバー
- ラジエターコアサポート
- フロントインサイドパネル
- フレーム
- ダッシュパネル
- ルームフロアパネル
- ピラー
- ルーフパネル
- トランクフロアパネル
上記9カ所の「骨格部位」に損傷があるもの、あるいは修復や交換された経歴があるもの(ラジエターコアサポートが交換されていることに加えて、隣接する骨格部位に曲がりや凹み、修理の跡があるもの)が「修復歴あり」となります。
ただし、これには条件があります。「骨格」は溶接接合されている部分のみが該当し、ネジ止めの部分は「骨格部位」には当てはまりません。
走行に影響を及ぼす骨格部分にダメージが加わり修復したクルマが「修復歴あり」となります。ただし、バンパーをこすって修理した場合や、ドアをへこませて交換した、といったケースでは「修復歴あり」とはなりません。これは意外と知られていないかもしれません。
弊社の中古車販売は、ほとんどがバックオーダーであり、オークション会場から仕入れています。会場の出品車両は全て検査員による検査を受けていますので「修復歴あり・なし」が明確に判断できますので、安心して皆様にご購入いただけます。修復歴についてもその都度ご説明をいたしますのでご安心ください。