こんにちは、横山です。
先日の日本経済新聞で、火災保険の24年度からの値上がりに関する記事がありましたので、一部、抜粋して紹介します。
「損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は21日、住宅向け火災保険料の目安となる「参考純率」を全国平均で13%引き上げる料率改定案を金融庁に届け出た。引き上げは過去6年間で4回目で、過去最大の上げ幅となる。自然災害の多発で火災保険の収支が悪化していることが背景にあり、契約者の保険料負担が一層重くなる。」
来年から、またも火災保険料が値上がりする見込みです。各保険会社は損害保険料率算出機構が提出する参考純率を参考に保険料を算出してますので、2024年4月以降に住宅向けの火災保険を約10%値上げする確率は高いと思います。
「なぜ、今、値上がりするの?」
今年は各地で大雨による災害が発生していることはご存じかと思います。火災保険は火災以外にも保険金の支払が可能ですから、自然災害の多発によって収支が悪化しているようです。
自然災害は、今後急激に減るという予想もできず、24年度以降も値上がりが予想されます。
「保険料値上がりへの対応策」
今後対策が全くないわけではありません。一つの対策として、火災保険値上げの前に長期契約(現在、5年契約が最長)にしてみてはいかがでしょうか。長期契約にすることで、今時点のお値段が据え置きされ、複数年で考えるとトータルコストが抑えられる可能性があります。
弊社では在籍しているファイナンシャルプランナーが、お客様が現在加入されている契約を確認し、自動車保険、生命保険、傷害保険などで重複している内容がないか精査し適切な商品をご案内できます。ご契約更新前ギリギリですと検討の時間もなかなか取りにくいかもしれません。火災保険が値上がりする前の今が見直しのチャンスですから、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。