陸上貨物運送業の死亡労災第2位
陸上貨物運送業での死亡労災原因で、最も多い「墜落・転落」に次ぐものは「荷崩れ」です。このトラック・荷台等での荷崩れによる死亡災害事例を分析すると「荷下ろし時における被災」がこの事例の半数以上を占めており、積荷の固定が不適切だった例が多いようです。恐らく積荷のおろし先では状態が分からないため、危険を察知できず、その結果災害になってしまうようです。
恐ろしい荷下ろし
荷下ろしの際に様々な災害が発生しています。例えば、ウィング車の積荷を点検する際に、ベルトで固定されていた積荷が突然崩れて下敷きになりました。この被災者はヘルメットを着用していなかったため、死亡労災となりました。
積みおろし配慮
荷崩れが起きやすい積荷が行われると荷下ろしの際に非常に危険です。やはり荷下ろしの時に安全に作業できることを前提に積荷を行う必要があります。そして荷崩れを防ぐためには、適正な固定が適切に行う必要があります。