代表の川井です。好評の!カラスコラムも5回目になりました♪
前回はカラスが攻撃して来るのは、「理由がある」とお伝えしました。皆さん憶えてます?そう!繁殖期でしたね!
繁殖期は大きく分けて「4つの時期」があります。
3~4月…恋人・夫婦が仲良く毛づくろいをし合う季節。オス(夫)がメス(妻)に食べ物を持ってきます。この行動を「求愛給餌」と言うそうですよ。カップルが誕生すると巣作りを始めます。
4~5月…産卵は3~5個、20日程でヒナが誕生します。ヒナが孵る間、オスはメスに食事を運んできます。夫婦愛強し!
5~6月…孵化し、オス、メスがヒナのためにエサを運び夫婦で子育てをします。夫婦愛強し!
6~7月…この1カ月ほどで幼鳥が巣立ちします。
ということで、夫婦愛の強いカラスは子供にも深い愛情を持って育てます。
繁殖期中で4~6月が卵が孵化して子育している真っ最中なので、子供を外的から守るため、時に凶暴になります。
巣を中心に半径約50~100メートルがカラス夫婦の縄張りの範囲のようです。
そんな事情を私達人間は気付くことがありませんので、知らずにカラスの縄張りに入ってしまいます。縄張りに入ってきた人間を「敵」とみなして、子供を守ろうと威嚇や攻撃をしてくるのです。カラスなりの理由があったんですね。
木の多い公園や並木通りなど、カラスが巣を作っている場所は要注意です。
巣は橋やベランダ、電柱にも作ったりするそうなので、さらに注意してくださいね。