【千香子の闇夜の部屋 vol.12】
前回まで、相続でもめる原因って何?と題して、実話も含めてショートストーリーでお伝えしてきました。相続でもめるといっても、その内容は各家庭の状況で違いますので、解決策もそれぞれ変わってきます。
ですので、結論としては「相続に強い専門家」へお願いすることが早く問題解決する近道だと思います。弊社では、相続関連に強い弁護士をご紹介できます。
私が現在顧問でお願いしている弁護士の先生は安心、丁寧、早い対応と信頼度と人柄満点です。“紹介料をいただく!”ということもありませんので、お困りの際はお気軽にご連絡くださいね。
少し弊社の宣伝をさせていただきましたので、そろそろ今回の本題に入りましょう。今回は、「もめる原因」を避ける対策をお伝えします。
1.財産目録を作っておく
これまでの記事でもお伝えしましたが、財産の把握をし、自分の財産目録を作成することをおすすめします。
2.相続税がどの位あるのか把握しておく
生前にざっくりでも税を把握できていると相続対策が有効になると思います。
3.遺産がどのように分けられるかを知っておく
以前述べましたが、「不動産の分割」をどのようにするか、その他の遺産をどのように分けるかを法定相続人を前提に話し合っておくとよいでしょう。
4.法定相続人の人数を確認しておく
法定相続人が認識していた以上に増えるケースがあります。前妻の子どもや隠し子が出てきたり、孫が法定相続人となる場合もあります。
スムーズに遺産分割の協議を進めるためにも、法定相続人の人数を把握しておきましょう。
5.日頃のコミュニケーション
相続でのもめごとを防ぐために私が最も大切だと考えているのが、コミュニケーションです。日頃から良好な関係をつくっておくと、遺産分割協議もスムーズに進められるのではないでしょうか。遺産相続トラブルが悪化する原因の多くはコミュニケーション不足だそうです。日頃から良好な関係をつくっておきましょう。