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どうやって塗装するのか
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色の吹き付け前が大変
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人手が必要な作業
今回は整備事業以外の方は、あまり見る事の無い作業を紹介します。
①塗装前作業 マスキング
まずはこの記事から
と、こんな理由で、錆止め塗装が必要となっております。
大型車は下廻り(シャシと呼ばる所)が「黒」や「赤」になっている事が多いです。
色を塗る(吹き付ける)前の段階として、車体や反射板、マフラーやバッテリーなどに
吹き付けるシャシの色が飛ばない様に、マスキングという作業が必要となります。
これがまた面倒く大変なんです。
塗ったら駄目な箇所には、色の付着を防ぐ必要があります。
そこには紙を貼り、ガードします。
これで準備OKです。
②塗装 色の吹き付け ~ 乾燥
顔面にも色が飛んできますし、体に悪いので、写真の様に全身ガードが必要です。
錆の防止はもちろん、ツヤも出て見た目が良くなります。
③乾燥したら、ひたすら紙を剥ぎ取る
これまた面倒くさ大変なんです。
下廻り全体が黒で輝く為、細かい箇所の紙やテープが見づらくなります。
剥がし忘れが無いように3回も4回も5回も確認します。
この紙を剥ぎ取る作業をラクにする為、事前の紙の貼り方は大事です。
適当にベタベタ貼ると、剥ぐ時、無駄な労力を使ってしまいます。
④塗装完了
これで下廻り塗装が終わりました。
大変ですが、ピカピカな車輌は気持ちがいいです。
錆びは車の大敵ですので、下廻りの塗装を強くオススメします。