夏本番、暑い日が続き、毎日のように熱中症のことがニュースで流れてくるようになりました。
北海道でも熱中症で救急搬送される方は年々増加しています。現に、先日 弊社のグループ企業「えべつ角山パークランド」(全8コース、72ホールのパークゴルフ場)でもお客様が熱中症の疑いで救急搬送されました。全国では、昨年は約8万人の方が救急搬送されたそうです。これは5月~9月の4ヶ月の人数ですので、決して少なくないと思います。
熱中症とは?
熱中症とは、体温が下がり、体内の水分や塩分バランスが崩れたり、体温の調整機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、痙攣、頭痛などの様々な症状を起こす病気のことです。
体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を助けてくれるのが「発汗」です。
太陽で熱せられた道路に水を撒くと、ヒンヤリとします。いわゆる「打ち水」ですが、これと同じように、汗をかいてその水分が皮膚の上で蒸発するときに、気化熱の作用で熱が奪われて体温調節されるのです。汗は、体内の水分を材料に生み出されます。そのため、十分な水分が摂取されていなければ汗をかけず、体内に熱がこもり熱中症になるリスクがあります。熱中症予防でこまめな水分補給が必要とされるのは、このことが理由です。
また、大量に汗をかくと体内の電解質(ナトリウムやカリウムなど)が排出され、体温の調整機能がうまく働かなくなります。経口補水液は、水分とともに電解質やブドウ糖を補うことを目的とした飲み物です。
年々、暑い日が増加傾向にありますので皆様も体調管理を行って夏バテ、熱中症にならないように過ごしていきましょう。
車内が暑すぎるとき、素早く車内の空気を入れ替える方法
また、炎天下の中に駐車した車を運転するときに、ものすごく暑い経験をされて、窓を全開にし走行する方も多いと思います。実はこれは、とても効率が悪いようです。
では1、2分で車内の空気を入れ替える方法をお伝えします。
- 運転席の窓と助手席の後ろの窓(対角線にある窓)を5センチほど開ける。
- 窓を開けたら「外気導入」にしエアコンをつける。
- エアコンが効き始めたら「内気循環」に切替えて窓を閉める。
是非、ためしてみてください。