【千香子の闇夜の部屋 vol.4】
今日は前回の続き、「不動産の名義」についてのお話です。
さて、質問です。今あなたの住んでいるお住まいの家屋・土地の名義は誰ですか?
自分は現在賃貸だから~という方、ちょっと待ってください!
それでは再度質問です。あなたの親御様が住んでいるお住まいの建物・土地の名義は誰ですか?意外と「小さな土地だけど持っている」という方も多いのではありませんか?
先祖から受け継いだ不動産や、時には“山”を所有している方もいます。これも全て相続の対象になります。
相続の際にやっかいなのが、「名義」なんです。
土地や家屋・建物は法務局の登記簿で管理されているので、所有者が変わると登記簿の“名義”を変更しなければなりません。(所有者移転登記)
相続登記(所有者移転登記)の際には、法務局や市町村役場などの機関から取り寄せる書類が必要です。
不動産相続時に必要な書類とは?
必要な書類は相続のあり方でも違ってきます。
例として、今回は不動産名義が亡くなった被相続人から、法定相続人が1名、または法定相続分で相続する場合の書類をお伝えします。
- 被相続人の人生から死亡までの戸籍謄本
- 法定相続人の戸籍謄本
- 法定相続人の住民票
- 相続する不動産の固定資産税評価証明書
先にもお伝えした通り、不動産の名義変更は実に面倒のようです。
所有のケースによって相続時の手続きも違うようですので、生前に名義の変更を済ませることも準備のひとつですね。
このあたりは状況によりますので、詳しいことを知りたい方は当社にご連絡ください。
弊社は不動産鑑定士と連携していますのでスピーディーに対応できますよ!
次回は、「法定相続人」についてお伝えします。