2026年4月下旬以降 ガソリン価格はどうなるのか?
2026年1月に暫定税率が廃止されたことで、一時はガソリン価格が落ち着きました。しかし、2026年3月には中東情勢の悪化という新たな要因によって、再び価格が上昇傾向となっています。
ここで、ガソリン価格を左右する主なポイントは3つあります。
1. 現時点のガソリンの北海道平均価格は170.7円、全国平均は167.5円となっています。(レギュラーガソリン/資源エネルギー庁4月15日公表分)暫定税率の廃止や補助金の再開といった効果はあるものの、依然として高止まりしています。
2. イランやイスラエルなど中東地域の情勢悪化が続き、それにともなって原油価格も高騰しています。
3. 今後も短期的にはガソリン価格の上昇が続くと見込まれます。原油価格が1バレル100ドルを超える場合、ガソリンが200円台になるリスクも考えられます。
今後の展開について、いくつかのシナリオが想定されます。
【楽観的シナリオ】
中東情勢の悪化が比較的短期間で収まれば、ガソリン価格の上昇圧力は小さくなり、価格が安定する見込みです。
【中間的シナリオ】
ホルムズ海峡周辺の緊張が続き、エネルギー全体の価格上昇へと広がる可能性があります。その結果、ガソリンだけでなく、電気やガスの価格にも影響が出ることが考えられます。
【悲観的シナリオ】
輸送の障害や供給不安が長期間続くと、原油価格の高止まりが想定されます。政府が補助金を出しても、原油高が長引く場合には価格安定の効果には限界があります。
今後の対策ですが、政府はこれまで暫定税率の廃止や燃料油価格激変緩和対策事業(補助金)の再開、さらには石油備蓄の放出などの対策をとってきました。ただし、こうした対策にも長期化すると限界があります。そのため、私たち自身も対策を考える必要があります。たとえば、エコドライブを心がけることや、エネルギー全般の節約、給油のタイミングを工夫することなど、日々の行動で対策をとっていくことが大切ですね。




