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昨年のロシアによるウクライナ侵攻により原油や小麦などの原材料が高騰し、いろんな身近なモノが値上がりラッシュに突入しています。
そんな中、2023年4月より自賠責保険が平均で11.4%引き下がることが決まりました。運送会社や社用車をお持ちの企業、マイカーをお持ちの方には嬉しいニュースではないでしょうか。
自賠責の保険料は毎年1月に開かれる金融庁の自賠責保険審議会で決まります。今年は自動車の安全性能の向上や新型コロナウィルス禍で、外出が減ったことによる人身事故の減少が影響しているようです。
4月1日から自家用車(2年契約、沖縄・離島除く)の保険料は2360円下がり、1万7650円になり軽自動車(同)の自賠責保険料は2190円下がり、1万7540円になります。
去年は保険料が据置きでしたので2年ぶりの引き下げになります。10年前の平成17年頃は自家用車(2年契約、沖縄、離島除く)の保険料は2万7840円でしたので、それに比べると大分安くなります。この10年で自動車の安全装置の発展や車人口の減少を反映しているようにも思います。
しかし物価の高騰により対物損害額が上がってきていますので、任意保険の保険料は値上がり傾向が続くかと思います。
みなさんの安全運転で保険料を下げていきましょう。