いつも大変お世話になっております。
日が長く気温も高くなり春の足音が聞こえてきている北海道です。道路の雪も溶け、走りやすくなりました。
そんな走りやすい道路に落とし穴があります。道路の穴ぼこです。
走行中に「ガン!」と穴ぼこに落ちてタイヤがパンクするケースがこの時期は多いです。
この穴ぼこがこの時期増えるのは、冬場の凍結や融解などの急激な温度変化や路面水の影響で、道路の小さなひび割れなどから損傷が始まり、アスファルト表層面がはがれ、さらに傷んだ舗装上を車が走行することで、穴ぼこが成長していくのが原因のようです。
このパンクの修理代・・・誰が払うの? 車両保険は使える?
ほとんどの保険会社ではタイヤのパンクのみの損害は車両保険の補償対象外なんです。つまり修理代は自己負担です。
車両保険は、クルマの欠陥、腐食、さび、摩滅、部品の消耗などでは補償対象外となっています。これはタイヤのトラブルにおいても同様です。しかしタイヤのホイールやバンパーなど他の箇所が損傷した場合はタイヤも一緒に補償されるケースがあるようです。
「この穴ぼこが無ければパンクしなかった!道路の管理が悪いのでは!?」
道路の管理は国や公共団体です。穴ぼことパンクとの因果関係があれば補償されるようです。しかし、このような案件は多数あり、管理者と現場立会が必要なので順番待ちで2~3年かかることもあるようです。さらに過去の判例から支払われても
2,000円~3,000円との事。
2~3年かけて3,000円程であれば請求を取り下げますよね。
自動車の運転は保険会社に頼ったり、国や公共団体に講義をしても良い結果は望めなさそうです。結局はスピードダウンで安全運転が安く済むようです。